Sudowrite

使ってみた

Sudowriteは、ChatGPT APIを活用した小説家や脚本家向けの支援ツールで、ユーザーが入力した文章に基づいて、続きの文章やキャラクターの描写、対話文などを生成します。
コーヒーをいれる時間よりも短い時間で、1ページの文章を完成させることができるとしています。
コンセプトを入力するとドラフトが最大1000ワードまで生成し、ノリノリで文章を書き進めることができます。

文才がない私には非常に面白いですね。文章自体はややありきたりな感じがするものの、対話形式で複数のシナリオで展開されていく感じが、昔のゲームブックをやっていた感じを思い出しました。（おじさんにしか分からないかもしれませんが…）

無料プランでは4000 wordsの利用制限があります。SudowriteはGPT-3をベースにしているので、GPT-4が使えるChat GPTでいいんじゃないの？とも思いますが、UIはRewrite、Describe、Brainstorm、Character Generatorといった多くの便利な機能を備え、作家やライター向けになっています。年間契約であれば50%割引となり、趣味用途であればChat GPTの有料プランよりも安い月$10の有料プランで利用できます。いいですね。

使い方

登場人物の設定を書いたり、冒頭を書いたりしながら、対話的に進められます。日本語は使えないので、冒頭は以下の文をDeeepLで英語にして入力しました。

ユーザが冒頭部分を入力：朝のホームルームが始まる前、校門の前でスニーカーを履き替える男子生徒がいた。彼の名前は大地。高校2年生で、クラスはB組。大地は、いつものように、校内で一番美しいと評判の女子生徒、綾乃を見かけた。彼女は、白いブラウスに黒いスカートを着用し、大地の心を鷲掴みにした。彼女が通り過ぎると、大地は彼女を追いかけるように学校に入った。彼はいつものように友達と話をしながら教室に向かい、彼らは机に座ってノートを取り出し始めた。しかし、大地の心は綾乃に向いていた。今日も綾乃に話しかけるつもりだった。しかし、彼女はいつも通り、周りの男子から囲まれていて、大地は彼女に話しかける勇気はなかった。そこで、彼は何も言わずに机に向かい、授業に集中することにした。

Sudowriteの提案１：

授業が進むにつれて、大地は綾乃のこと以外に集中できなくなった。彼女の姿が頭の中に浮かんできて、授業に集中できないのだ。そんな中、大智は綾乃の姿を目に焼き付け、その美しさに見とれていた。突然、先生が彼の名前を呼び、彼は思考を停止させた。「大地、この問題を解いてくれないか」先生はそう言った。

大地は緊張して立ち上がり、心の中で問題を解く準備をした。しかし、板書のほうを向いたとき、綾乃の視線が彼に注がれるのがわかった。綾乃は微笑みながら大地を見つめ、大智は一瞬、何もかも忘れてしまった。

彼は板書に向かって歩き、チョークを手に取ったが、手が震え、書くのがやっとだった。クラスは静まり返り、皆の視線が彼に注がれ、彼が問題を解くのを待っていた。しかし、彼が考えていたのは、綾乃のことだった。

Sudowriteの提案２：

1限目の授業中、大地は頭を悩ませていた。綾乃のことが頭から離れず、勇気を出して綾乃に話しかけようと思った。窓の外を見ると、木々の葉が風に揺れているのが見えた。先生の声も聞こえなくなり、大智の頭は真っ白になった。

授業が終わったことを知ったのは、チャイムが鳴った後だった。急いで荷物をまとめ、教室を飛び出した。廊下を歩く綾乃の姿を見て、大地は胸が熱くなった。これはチャンスだ。彼は綾乃に近づき、”やあ、綾乃 “と言った。

綾乃は小さな笑みを浮かべながら、彼の方を振り向いた。そして、「やあ、大地」と返事をした。

大地は深呼吸をし、緊張をほぐそうとした。”あの、今日の放課後、一緒に遊ばない？”と思って。何か食べ物でも食べに行こうか

次はどっちにする？といった感じで選んでいきます。自分じゃない誰かがシナリオを提案してくるので、テキストでゲームをやっているような感覚になります。ストーリーやキャラクターの描写などを生成することができます。ただし、どこかで聞いたことがあるような話になる場合もあります。著作権については注意する必要がありますね。

具体的なアウトプット

ビジネス

• 小説家
• 脚本家、シナリオライター
• 作詞家
  書き手のアイデアを拡張し、ストーリーを発展させるのを支援

一般

• 文化祭での劇
• 話し相手として、ゲームのように楽しむ